エヌ・ケイ企画株式会社 代表取締役 石丸 眞弓
いろいろな方に支えられ不動産の道に
楚々とした白い花を思わせる女性である。柔らかな口調で語り、奥ゆかしさが薫る。「ビジネスの時は別人ですよ」と笑うが、とてもそんな風には見えない。石丸さんが不動産を取り扱うエヌ・ケイ企画株式会社を設立したのは13年ほど前。「それまでは鍛冶町で小料理屋を営む母を手伝っていました。母が店を手放すことになり、仕事を探していたんですが、いろいろな方にアドバイスをいただいて、不動産会社という道を選ぶことになったんです」
設立当初は、幅広く不動産売買や賃貸などに取り組んでいたが、ここ数年は特色を出そうと事業用の案件を主に手掛けるように。店舗や企業向けの売買や仲介、遊休地利用などに取り組んでいる。そんな仕事柄、会社訪問する時は、手土産にお菓子などを持参することが多いのだそう。「和菓子を持参する時は、なるべく季節感のあるものを選ぶようにしています」と言う。
石丸さんにとってのおもてなしのキーワードは、季節感のあるもののようだ。「母が、料理はもちろん、毎日の着物や箸置き、テーブルマットなどに季節を取り入れ、お客さまに喜んでいただけるように、と心がけていたのをずっと見ていたからかもしれませんね」
生まれ育ったまち 北九州に貢献したい
「不動産の仕事に携わるようになって、生まれ育った北九州のためになるような仕事ができたらと思うようになったんです」
昨年末、そんな自身のライフワークの一歩となる法曹ビル「LEGAL TOWER」が福岡地方裁判所小倉支部の正面に完成した。「社会に貢献する弁護士の先生方にとっても、相談に行かれる方々にとっても、利用しやすい法曹ビルになれば」と言う。
「土地や家を買うのは、一生一度のこと。安心と信頼を持ってお任せいただけるように取り組みたい」口べたですが...、と微笑む姿に誠実な人柄が見えた。
1963年門司区生まれ。梅光女学院大学短期大学卒業。まったく不動産に関係のない仕事からの転進。'94年に不動産売買・仲介を取り扱うエニ・ケイ企画株式会社を設立した。
会社の目標は「不動産ビジネスを通して、自分の生まれ育った北九州に貢献すること」。現在、北九州中小企業経営者協会、西日本経済懇談会、小倉のまちづくりを考える会、北九州地球市民の会、北九州単身赴任者の会に所属。