VOD(ビデオオンデマンド)での
ドラマ『忠臣蔵~決断の時』 の配信状況を調べてみました。
などの悩みをお持ちでしたら本記事がお役に立つと思います。
『忠臣蔵~決断の時』 は2003年1月2日から-まで放送されたテレビ東京/松竹制作のテレビドラマで、俳優の二代目中村吉右衛門さん主演の作品です。
ドラマ『忠臣蔵~決断の時』 は
TSUTAYA DISCASのみで無料レンタルをすることが可能です!
「忠臣蔵~決断の時」だけでなく、その他に配信されている様々なコンテンツも楽しむことができます。
12月24日まで無料!
目次
作品紹介
タイトル | 忠臣蔵~決断の時 |
---|---|
あらすじ | お正月恒例長時間ドラマとして2003年1月にテレビ東京系で放映された、中村吉右衛門主演の時代劇。高家筆頭吉良上野介が、播州赤穂五万石の城主浅野内匠頭の妻・阿久里に心を奪われてしまうが…。TSUTAYA DISCAS |
キャスト | 大石内蔵助:二代目中村吉右衛門 りく:黒木瞳 大石主税:細山田隆人 大石吉千代:森田直幸 大石くう:戸田紗耶未 大石るり:金城優花 小波:松浦亜弥 浅野内匠頭:上川隆也 瑤泉院(阿久利):牧瀬里穂 堀部弥兵衛:浜田雄史 堀部安兵衛:伊原剛志 矢頭右衛門七:尾上寛之 大高源五:石丸謙二郎 片岡源五右衛門:田中実 原惣右衛門:楠年明 |
放送会社 | テレビ東京 |
制作会社 | テレビ東京/松竹 |
話数 | 全10話 |
放送開始日 (放映日) |
2003年1月2日 |
リンク | 「忠臣蔵~決断の時」公式サイト Wikipedia |
ドラマ『忠臣蔵~決断の時』主演伊原 剛志の出演別作品を無料で見る方法
横にスクロールで最後まで確認できます
『忠臣蔵~決断の時』の動画配信サイトでの配信状況を調べてみました。
TSUTAYA DISCASでドラマ『忠臣蔵~決断の時』をフルで無料視聴
ドラマ『忠臣蔵~決断の時』は、TSUTAYA DISCASで無料レンタル可能です。
TSUTAYA DISCASは初回30日間の無料トライアルがあり、ドラマ『忠臣蔵~決断の時』の他にも無料視聴することができます。
TSUTAYA DISCASの詳細についてはこちらの記事をご確認ください。
主演『二代目中村吉右衛門』の出演作品
- 『忠臣蔵の人々』
- 『大助捕物帖』
- 『神々の愛でし子』
同じく配信されているためドラマ『忠臣蔵~決断の時』とあわせて、この機会に観てみてもよいかもしれませんね。
12月24日まで無料!
- TSUTAYA DISCASトップ画面の「30日間無料で試してみる」をタップ
- 登録情報を入力、決済方法を選択、必要項目を入力
「サービス利用規約」と「個人情報の取扱い」の内容を確認し、問題なければ「同意する」にチェックを入れ、「次へ」をタップ
- 登録情報と申込プランを確認し、「登録する」を選択
- 登録完了
- TSUTAYA DISCASのトップ画面「マイメニュー」を選択
- 「登録情報の確認」を選択
- 「メニュー一覧」を開く
- 「サービス解除申請」を選択
- 内容を確認し、「次へ」を選択
- 任意でアンケートに答え、「申請を完了する」を選択
- 解約手続き完了
ドラマ『忠臣蔵~決断の時』の話数別あらすじと無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第1話のあらすじ
高家筆頭吉良上野介は、一人の女性に心を奪われてしまった。播州赤穂五万石の城主浅野内匠頭の妻、阿久里である。吉良は阿久里の登城のたびごとに廊下に身を潜め、浅野家の腰元お軽を脅して恋文を届けさせたりした。だが阿久里は当然ながらこれを嫌い、その都度キッパリと拒否した。嫉妬に狂った吉良は、怒りの矛先を阿久里の夫である浅野内匠頭に向けた。内匠頭はこの年、将軍家の朝賀に対する返礼として京よりつかわされる勅使の接待役に任じられており、式事作法の指南を吉良上野介に仰ぐ事になっていたのである。その頃、内匠頭の国許の赤穂では、主席家老大石内蔵助の一家が、大きな喜びに包まれていた。隣国竜野の城主脇坂淡路守は幼い頃から内匠頭とは無二の親友であったが、同時に脇坂家の江戸家老加古川本蔵も、内蔵助とは気心を許し合う刎頸の友であった。その縁をもって内蔵助の嫡男主税と本蔵の一人娘小浪との結婚の約束が決まったのである。だが、暗雲は音もなく忍び寄っていた。勅使接待役に任じられていた浅野内匠頭に対して、吉良上野介はその式事指南役というおのれの立場を利用し、ことごとく難癖をつけ、なにかと辛く当たったのである。墨絵の衝立の一件、精進料理の一件――。内匠頭はそうした理不尽ないじめに耐えながらも、吉良が何故かくも自分をいたぶるのか、その訳が判らず思い悩んだ。そしてついに、伝奏屋敷お畳替えの一件に立ち至った時、それまで密かに胸を痛めていた阿久里がたまりかねて、全てを内匠頭に告白した。正義感の強い内匠頭は、妻に対する吉良の横恋慕を知って激怒するが、それは妻自身の罪ではないとし、恋文を届けたお軽に対しても、以後そのような事はしないようにと諭すのみであった。
「忠臣蔵~決断の時」1話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第2話のあらすじ
元禄十四年三月十四日、勅答の儀の当日、事件は起きた。その後も続く吉良上野介のいやがらせに、ついに堪忍袋の緒を切った内匠頭が、殿中松の廊下で刃傷におよんだのだ。だが、命を奪う事は出来なかった。その場に居合わせた加古川本蔵に、背後から抱き止められたからである。本蔵とすれば、相手を殺しさえしなければ、内匠頭も切腹を命じられる事まではあるまいと考えたのであるが、しかしこの行為は、主人である脇坂淡路守を烈火の如く怒らせた。武士の情けを知らぬ奴!江戸城内は騒然となった。あらゆる門戸は閉ざされ、出入りは制限された。内匠頭の身柄は家臣たちから引き離され、幕府目付多門伝八郎の手に託された。伝奏屋敷に出向していた浅野の家臣たちは、鉄砲洲の屋敷へ引き上げるよう命じられた内匠頭の身の上はさておき、とりあえず事件を知らせる第一の早馬が赤穂へ向った。無論阿久里の心痛には、ただならぬものがあった。木挽町の屋敷から急遽駆けつけた内匠頭の弟大学長広が、兄の短慮に対して繰り言を言うと、烈火の如く怒り、激しく叱りつけるのだった。だがその頃腰元お軽は一切これを知らず、かねてから恋仲であった供廻りの早野勘平と屋形船で逢い、吉良の恋文の一件について語っていた。戻ってみると、江戸屋敷の門は閉ざされて誰も入れない。お軽と勘平は、そこで初めて殿中での刃傷事件を知る事となった。しかも、内匠頭への裁定は、即日切腹と決まったという。勘平をのぞく供廻り六名の者たちが、御遺体を引き取る為に目の前で屋敷を出、切腹の場である田村右京太夫屋敷へと向って行った。主家の大事に、なんという不始末か。散る桜の下、無刀無言を条件に只一人主君との面会を許された供廻り頭の片岡源五右衛が、田村屋敷の庭先で内匠頭との別れに涙した。綱吉の裁定によって内匠頭の切腹が決まると、同時に浅野家は断絶、屋敷も城もお取上という事になる。江戸から赤穂まで百五十五里。普通の足で十五、六日はかかる距離を、急使は走れる所まで馬を走らせ、戸塚の宿で馬が倒れると、早駕籠を乗り継いで僅か四日半で赤穂に到着した。内蔵助は自宅門内に水を打ち、灯籠を立てて第二の使者を迎えた。上様はすでにご生害。奥方阿久里にも弟大学にもひと言の遺言もなく、内蔵助だけに辞世の句とお肉通しの小刀託された事――全てを知った内蔵助の姿は、昼行灯が煌々と輝き出したかに見えて、りくはなにか、戦慄するものすら感じた。辞世の句と小刀を手にして仏間に入った内蔵助しばらく仏前に座してから、背後に控えた主税に命じた。「総登城の太鼓を」
「忠臣蔵~決断の時」2話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第3話のあらすじ
大評定が始まった。開城か、籠城合戦か――結論は出ない。周囲は軍勢に取り囲まれ、四国諸藩は瀬戸内の海に軍船まで押し出して来ていた。合戦の噂がひろまると、人々は荷物をまとめ、続々と城下をあとにする。また一方で、江戸表や京、大阪、或いは郡部の各地に散らばっていた家臣たちが、急を聞いてはせ戻って来た。情報を探る為、幕府からは勿論、吉良や上杉、更に広島の浅野本家からまで密偵が送り込まれた。だが、評定の結論はいつまでも出ず、内蔵助の考えも外からはさっぱり判らない。連日城内に閉じ込もり、書類の整理や金の勘定に明け暮れている内蔵助の姿は、家臣たちの目から見ても不安で頼りないものであった。無謀な行動に出ぬようにと諫めに来た広島浅野本家の三家老をケンもホロロに追い返したその夜、覆面の集団に襲われた内蔵助を助けたのは、遅れて江戸から帰って来た堀部安兵衛であった。安兵衛がもたらした情報は、内蔵助をはじめとする赤穂の家臣たちに冷水をかけるようなものであった。主君への即日切腹の裁定に較べ、手傷療養すべしとの吉良への言葉。しかもその傷は浅く、現在では本復同様である事。更に、抜刀した内匠頭を抱き止め、刀傷の妨げをした脇坂家江戸家老加古川本蔵にはご公儀から特別の褒美が下されたという。その同じ夜、江戸城からの来状が内蔵助の許へ届いた。城請け取りの期日が決まったのである。収城使は、脇坂淡路守!亡き殿の幼なじみ、心を許し合った無二の友――脇坂様を相手に合戦が出来るか。意地を張り通す事が出来るか。
「忠臣蔵~決断の時」3話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第4話のあらすじ
次の日の大評定で、結論は思いがけず、家中一統打ち揃っての殉死という事になった。場内は騒然となる。主君の運命を目のあたりにし、復讐を心に誓っていた堀部安兵衛、片岡源五右衛門ら江戸方の面々は怒り、決然、袂を分かって内蔵助の前を去って行った。主税は加古川本蔵の屋敷を訪ね、小浪との婚約を破棄した。 りくは、この時が来た、と思っていた。夫内蔵助が注いでくれた、大きく深い愛情に対する恩返しの時である。生涯で最大の苦境に立った夫を、今こそ、命懸けで支えよう。夫を信じ、なにがあっても疑わず、その矢面に立とう。これは女の戦、妻の戦だ。心ひそかに、りくはそう決意していた。城下にある浅野家菩提の華岳寺に、死装束の家臣たちが集まった。その数五十六人。はじめの二百余名からは激減している。しかしその中には、わずか十六歳の矢頭右衛門七の姿もあった。内蔵助は、本当に命を捨てるつもりで集まったこの五十六名にだけ、真の心の内を伝えた。狙うは、吉良上野介ただ一人、と。「一年なるか二年先か。こののち銘々一個の痩浪人となって、ただただ時節を待ち続けねばならぬ。敵をあざむき、味方をもあざむき、天下にこの一事を隠し通すことこそ、われらが本当の合戦でござる。」赤穂城の明渡しは一滴の血を見る事もなく、滞りなく終了した。米沢藩上杉十五万石の当主、綱憲は吉良上野介の実子であった。江戸の上杉家上屋敷で、江戸家老色部又四郎は、一切の報告を受けた。やれやれこれでホッとしましたな、と言う供廻頭小林平八郎に「違う」色部はハッキリと否定の言葉を投げた。「合戦であろうと殉死であろうと、騒ぎは一時、それで一切の事はすむ…だが開城となればどうなる?吉良殿を仇と狙う二百余の家臣どもが、狼となって野に放たれる。」
「忠臣蔵~決断の時」4話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第5話のあらすじ
吉良殿はもしかすると、恐るべき男を揺り動かされたのかもしれぬ——色部は以前から赤穂の動静を知るにつけ、主席家老大石内蔵助という男が気になっていた。開城と聞いて遠い赤穂の地から合戦を仕掛けられたような気がした。その大石が、江戸へ来るという。どのような男か、一度見てみたい。江戸木石町の旅籠小山屋に滞在していた内蔵助の許へ、色部からの茶の誘いの使者が来たのは、瑤泉院との涙の再会も果たし、明日は国許へ帰るという前日の朝であった。上杉の江戸家老が、なぜ。これは罠にちがいない。騒ぎ立てる浪士たちに、内蔵助は笑みさえたたえて言った——風流の茶の誘い、無碍に断っては野暮と申すもの。
「忠臣蔵~決断の時」5話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第6話のあらすじ
初対面の内蔵助と色部は、丁々発止、腹芸のやりとりだったが、浪士たちにはその内容は判らない。ただハッキリとしている事は、この対面のあと、両者共にやり方ががらりと変わった事実である。色部は、小林平八郎に言う。「腕の立つ浪人共を集めて、吉良家に警護団を作れ。事は緊急を要する。小林、わしに命をくれ」そして、内蔵助は——仇討ちの事などすっかり忘れたかのように、祗園一力を根城に、連日遊び呆けて暮らし始めたのである。いつになったら主君の仇を討つのか——巷の噂は大石を軽石、赤穂侍を阿呆侍と馬鹿にした。だが、どのような事態になろうとも、微動だにせず夫内蔵助を信じ続けていたのは、京山科に居を移して後も只ひとり黙々と一家を支えているりくであった。
「忠臣蔵~決断の時」6話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第7話のあらすじ
早野勘平は、何とかして仇討ちに加わりたいと願っていたが、大野九郎兵衛の息子定九郎の奸計に落ち、絶望の中で死んでいった。加古川本蔵の妻、戸無瀬は娘の小浪を伴い、山科に住む内蔵助を訪ねて重ねて説得し、嫁入りさせる為の旅をして来た。応対に出たのは、りくであった。主税への哀れな程の小浪の慕情を切々と訴え、結婚を許してくれと懇願する戸無瀬だったが、りくはがんとして首をたてに振らず、ついにその場を立って行ってしまった。力を落した母娘は、山中の社で互いに刺し違えて死のうとした。そこへ現われて二人を止めたのは、旅の虚無僧である。心配して密かについて来ていた加古川本蔵であった。本蔵は内蔵助の命を狙う刺客のふりをして主税たちと立ち合い、ついには主税の刺しつけた槍の穂先をむんずと掴み、おのれの腹に突き立てて、「加古川本蔵の首、進上申す故大石殿、なにとぞ娘小浪の願いを」と訴えて、息を引き取った。武士とは辛いもの——と本蔵の気持ちを思いやった内蔵助は、戸無瀬と小浪を呼び寄せ主税はいずれ死ぬ身だが、それでもよければ、と形ばかりの祝言を挙げてやる。内蔵助は、ここで改めて安兵衛らに、京円山、安養寺塔頭坊に同士一同を集めるように命じるのだった。「ではついに、太夫は江戸へ……東へ下られますのか」「下らずしては、かの年寄りの首は討てまい」別れの言葉を切り出す内蔵助に、りくは丁寧にお辞儀をした。「ご武運を……ご武運をお祈り致します」内蔵助は答える——子供たちの事、頼んだぞ。次の日、山中を走る主税の姿があった。母上!と呼ぶと、遠く杣道を歩いていた旅姿のりく、そして幼い弟妹たちが足を止め、静かに頭を下げるのだった。そして内蔵助は、京円山に同士一同を集め、血盟の儀を取り行って再度の結束を固めた後、勇躍、江戸に向かって旅立つのであった。
「忠臣蔵~決断の時」7話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第8話のあらすじ
前原伊助は吉良邸近くの米屋、神崎与五郎はあずき屋、勝田新左衛門は棒手振りの八百屋で、杉野十平次は夜泣きそば屋となって、それぞれ本所吉良邸に接近し、上野介の動静を探っている。岡野金右衛門は小間物類を行商して吉良邸の増築を請負った大工の棟梁の娘お艶と知り合っており、毛利小平太は小唄の師匠お島と同棲して爛れた生活をしていた。高田郡兵衛は伯父内田三郎右衛門の養子となって家督を継ぐ話が持ち上がり、同士と相談する事も出来ず一人悩んでいた。大石東下りの朗報が江戸の浪士たちの間を駆けめぐったのは、こうした時である。川崎の平間村に滞在した内蔵助は、同士たちが江戸に集結するのを待ちながら、討入りの為の作戦要務令を作成した。一方で上杉家江戸家老色部又四郎は、山科から忽然と姿を消した内蔵助の行方に危機感をつのらせる。綱憲の説得で、吉良はようやく雪の解ける春には上杉の本国米沢へ引き移る決心をつけていた。つまり、この冬を乗り切ればほぼ危険は去ると考えていい。色部は、家老として吉良家に送り込んでいた小林平八郎に、更なる警備の強化を命じるのだった。米を運び込んで来た前原伊助が、奥を覗き込もうとして清水一角に見咎められ、道場に引きずり込まれて半死半生の目に合わされたのも、この頃であった。伊助は、討入りを前に吉良邸の間取りを知りたかったのである。岡野金右衛門はお艶を真実愛し始めていた為に、彼女を利用して絵図面を手に入れる事だけはしたくなかったが、同志の苦しみを見かねてついに赤穂浪士である事を打ち明け、棟梁である彼女の父から吉良邸増築の際の絵図面を借り受けて貰えないかと頼み込んだ。けして成就する事のない恋——お艶は驚くが、涙ながらに運命を受け入れ、絵図面を金右衛門に渡すのだった。吉良邸の絵図面が手に入ると同時に、俳諧をよくする大高源五が、年の瀬十二月十四日吉良邸に於いて茶の湯の会が催されるという情報をもたらしてくる。討入りの日は、その十四日に決まった。それを一同に申し渡した時、藩御用の商人、天野屋が離れに顔を出す。内蔵助に、江戸見物の手土産を用意したというのだ。困惑しながも後をついていくと、土蔵の中には弓矢や槍、縄バシゴから掛矢といった武器防具類から鎖帷子や衣類までびっしりと積み上げられていた。天野屋は全てを察知していたのだ。驚た内蔵助が、これを受け取ればあなたも暴徒の一味、打ち首獄門になるやもしれませぬ、と固辞すると、天野屋はニッコリと笑った。「なんの、それしき……天野屋利兵衛は男でござる」
「忠臣蔵~決断の時」8話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第9話のあらすじ
討入り前日、十二月十三日——。長江長左衛門という名で小さな町道場を開いていた堀部安兵衛は、同居の義父弥兵衛、妻と、別れの水杯ではなく、出陣の祝い酒を汲み交わした。貧しいなりをして煤払い用の笹竹を売り歩いていた大高源五は、両国橋でかつての俳諧の師・宝井其角とバッタリと出逢う。羽織を着せかけられ、年の瀬や水の流れと人の身は——と付け合いの句を求められて、大高はニッコリ笑う。あした待たるる、その宝船。この日、雪はしんしんと降っている。大石内蔵助は、ついに迎えた一挙の報告のために赤坂南部坂に瑶泉院を訪ねた。ところがそこには、色部又四郎が送り込んだ密偵梅の腰元姿がある。それと察知した内蔵助は、他家に仕官が決まったのでその挨拶に来たと嘘を言い、瑤泉院を激怒させた。不義不忠の臣、犬侍と罵って席を立っていく瑤泉院。仕方なく内蔵助は、腰折れと称して連判状をお供の戸田局にわたし、去っていくのであった。
「忠臣蔵~決断の時」9話の無料動画
「忠臣蔵~決断の時」第10話のあらすじ
夜に至って、浪士たちは集合場所である蕎麦屋楠屋久兵衛方に続々と集まって来た。降りしきる雪のなか、大石内蔵助以下四十七人の旧浅野の家臣たちは、本所松坂町吉良上野介の屋敷に討入った。打ち叩かれる山鹿流陣太鼓——。神崎与五郎は、穂先に亡き友早野勘平の名をしるした槍で、一番槍をつけた。合言葉は山と川、人数は三人を三十人、五人を五十人と、故意に十倍にして呼び合い、相手に多く錯覚させるようにした。小林平八郎は、女の小袖をかぶって逃げようとしたところを捕まり、討ち取られた。そして、清水一角は——誰よりも奮戦したのち、かつての友、堀部安兵衛に討たれて果てたのである。雪のあがった朝、吉良上野介の首を討ち取り、泉岳寺に向う内蔵助と四十六人の姿を、江戸の人々は驚きと憧れの眼差しで見送っていた。そして色部又四郎は一人、庭を見つめながら呆然と呟くのだった。「負けた……!」寺坂吉右衛門によって、その報告は但馬国豊岡の雪深い城下町に待つ、りくの許へもたらされた。一同打揃って切腹という処断が下って後の、同士の方々の一人一人の死についても寺坂は細く語り、最後に大石内蔵助の辞世の句を伝えた——。あら楽し 思いは霽るる 身は捨つる 浮世の月にかかる雲なし
「忠臣蔵~決断の時」10話の無料動画
『忠臣蔵~決断の時』の再放送予定情報
『忠臣蔵~決断の時』は2003年1月2日〜テレビ東京で放送されていました。無料でみれる『忠臣蔵~決断の時』の再放送を待ち望んでいる方も多い大人気作品だと思うのですが、『忠臣蔵~決断の時』の地上波のテレビ再放送予定を調査した所、地上波での再放送予定は今の所ありませんでした。
「忠臣蔵~決断の時」公式サイト | ✕ 再放送の予定なし |
---|---|
NHK | ✕ 放送予定なし |
日本テレビ | ✕ 放送予定なし |
テレビ朝日 | ✕ 放送予定なし |
TBS | ✕ 放送予定なし | フジテレビ | ✕ 放送予定なし |
『忠臣蔵~決断の時』は、テレビ東京系列で放送された新春ワイド時代劇です。主演として大石内蔵助を演じるのは二代目中村吉右衛門で、長年の出演依頼に応えてテレビで初めて内蔵助を演じた作品です。主題歌には、安全地帯「あの頃へ(2003 New Version)」が起用されています。
現状では『忠臣蔵~決断の時』を観るならTSUTAYA DISCASがおすすめ!
12月24日まで無料!