KITAQ MUSIC LOVER
名 前: | 安里ミム(あさと みむ) |
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誕生日: | 1992年3月28日生まれ |
略歴: | 高校時代、アニャ塔oンド、ロックバンドの掛け持ちから音楽を始め、ブライダルセンターのファッションショー前座で初ライブ。その後ラ音楽活動の他、ダンスユニットのメンバーでも活動。 2012年沖縄でのカウントダウンダンスイベント出演の後、北九州へ。 アパレル業を本職としながら、イベントやライブハウスなどで音楽活動に励む。 また音楽活動の他、ブライダルフェア和装担当でモデルとしてもファッションショーに2年連続出演。 沖縄を拠点に日本・アメリカ・上海・台湾など国内外にて活動をしているバンド2side1BRAINメンバーHIROSEさんからの呼びかけで2013年10月で北九州を立つ。 |
OnAir楽曲: | New World(オリジナル楽曲) |
2013年09月21日更新
沖縄発北九州経由 歌姫、海を渡る
そのときやりたいことを全力でやり抜く=。沖縄県出身のボーカリスト、安里ミム(あんりみむ)さんは浮かべていた屈託のない笑顔をきゅっと引き締めた。今年10月には直感を信じて飛び込み、1年半を過ごした「第二の故郷」と話す北九州を巣立つ。沖縄県を拠点とするバンドメンバーの呼びかけで同県に戻り、12月は海外でも公演嵐閧セ。
安里さんが音楽を始めたのは高校時代。ロックやアニメャ塔O(アニャ刀jのバンドにボーカルとして加わり、ダンスグループにも名を連ねてきた。もっとも音楽への関心は幼い頃からあったといい、「うるさい音を聞かせたら落ち着く子だったみたい」という。小学校高学年で「ラルク・アン・シエル」などロックに惹かれ、高校に入ると多彩な音楽のライブに行くようになった。そのうちに「ステージに立ちたい」と強く思うようになったという。
一方で沖縄以外でもライブを開きたいという思いも募っていく。高校を卒業して1年ほど働いたのち、「同じ九州の行きやすいところで、食べ物がおいしいところ。福岡はちょっと(街が)大きくて怖そう」と2012年の春、北九州のミュージックシーンに飛び込んだ。
当初は友人の家を転々としながらバンドメンバーを集め、徐々に活動を拡大。12年夏からはアニャ塔oーで働いたり、プロレスイベントの前座を引き受けたりと、領域を問わず歌声を披露している。FM KITAQでは毎週火曜に放送中の番組「侵略アニうたピリッツ」でパーャiリティを務め、「沖縄から離れて地元も良さも知った」と沖縄方言のコーナーも設けている。
こうした北九州での活動が評価され、沖縄を拠点にアジアでもライブを開いているバンド「ツー・サイド・ワン・ブレイン」のHiroseさんがプロデュースを打診。安里さんは北九州に来たときと同じように「そのときやりたいことをやる」の直感を信じ、10月に帰郷する。
「大きな目標があるわけではないが、好奇心のままに一生懸命にやっていきたい」と前を向いた。「(北九州は)やっぱり食べ物もおいしいし人も温かい。自分にとって間違いなく第二の故郷」。後ろ髪を引かれながらも、挑戦の道を歩み出す。
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安里さんは8月29日、ユーチューブで新曲「New World」(ニュー・ワールド)を公開した。作詞・作曲したのはデザイナーでありロックバンド「ドクロ団」のボーカルも務める夏彦さん。安里さんとは12年夏に知り合い、安里さんの音楽活動をサポートしてきた。
作曲を夏彦さんが担当し、それを安里さんが歌うコラボレーションは今作が初めて。
「(安里さんにとって)北九州を離れることに寂しさはあると思うが勇気を持って第一歩を踏み出せるように」という願いを詞や曲名にも込め、「新しい道を行くリスナーの背中も押せれば」という応援ャ塔Oに仕上がった。安里さんも歌うと「いろいろな人の顔が浮かんでくる」と目を細める。
夏彦さんは沖縄地上戦の記録を伝える活動もライフワークとして展開。若さだけでなく、沖縄の心を持つ安里さんには「教えることもあるが、教えられることもたくさんあった」と話す。再びコラボするのはしばらく先になりそうだが、「音楽は自由なもの。いろいろなことが起きても屈せず自分なりのやり方で楽しんでいってほしい」とエールを送っている。
新曲はユーチューブ(http://youtu.be/8kPYbZMGDLc)で試聴できる。
「KITAQ MUSIC LOVER(キタキュー・ミュージック・ラバー)」は、北九州市西部地区で配布されている、月刊フリーペーパー「いつものこと」(20万部発行)とFMKITAQが協力して北九州にゆかりのある若手アーティストを応援するコーナーです。
FMKITAQでは、毎日11:55〜、18:55~(日曜日のみ12:55〜、18:55~)楽曲をONAIR。
※月刊フリーペーパーいつものことは、2014年3月号をもって終了しました。
※月刊フリーペーパーいつものことは、2014年3月号をもって終了しました。