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KITAQ MUSIC LOVER

KITAQ MUSIC LOVER

名 前: 上野 香織(うえの かおり)
誕生日: 1982年生まれ
略歴:
幼少の頃より、ピアノ講師である母の影響を受けピアノを始める。高校卒業後、ジャズに傾倒し始め
2005年より本格的にジャズライブ活動を開始。その後短期ではあるが2度に渡って渡米、ニューヨークにて
現地ミュージシャンとのセッションを経験。Dan Nimmer,Ray Gallon氏に師事。2011年、2012年に北九州芸術劇場小劇場、2013年に同中劇場にてリーダーコンサートを行う。現在井島正雄、ヤス岡山グループ等で九州各地で精力的に活動中。(上野香織ブログより)
ONAIR楽曲: Allergie(アレルギー)(2012北九州芸術劇場ライブ音源)
WEB:
2013年05月18日更新

ジャズ、身近に感じて

母親がピアノ講師をしていた家庭に生まれたジャズピアニストの上野香織さん。「家でピアノのレッスンもしていたので、常に音楽が流れていた」と幼少期から音楽が身近に存在していた。ただ、ジャズについては「気づいたらジャズをしていた」と言うが、最初から目指していたわけではなかった。
高校卒業後、上野さんが音楽で仕事をしていきたいと考えていた時に、母親が北九州市内の先生を紹介。その先生が与えた曲がジャズに入って行くきっかけになった。
弾くようにと与えられたのが世界的なジャズピアニストの故オスカー・ピーターャ唐ウんの曲で、「クラシックでは味わえない感覚があったし、ジャズではアドリブではできないといけない」とジャズの奥深さに触れた。クラブでャ鴻sアノを弾くかたわら、次第に本格的な技術の習得を目指すようになる。
23歳で本場の米ニューヨークに1週間滞在。「全然時間が足りない。次はもっと長く」と08年には1カ月にわたって再渡米した。「ニューヨークは有名なミュージシャンも若手も垣根がない。毎日音楽のある場所に顔を出してセッションした」と音楽漬けになって腕を磨いた。「運が良かった」と上野さん。トランペット奏者のウィントン・マルサリスさんとセッションをしたり、滞在中のうち1週間は偶然にもジャズオルガン奏者のロニー・スミスさんがルームメートになり部屋で音楽を奏でた。
現在は3カ月に1回のペースで観客50人規模のライブを井島正雄さん(バス)、YAS岡山さん(ドラムス)と開いている。井島さんらは上野さんが「この方々なくて今の私はない」と言い切る諸N来の師匠であり音楽仲間だ。
生まれ育った北九州市のミュージックシーンを活性化させたいという思いも強い。「生演奏できる場所がもっと増えてほしいし、若い人がプロになっていける環境が必要」と話し、30歳前後のミュージシャンらとともに盛り上げて行く考えだ。ライブやコンサートにも若い人の来場を呼びかけている。
   「KITAQ MUSIC LOVER(キタキュー・ミュージック・ラバー)」は、北九州市西部地区で配布されている、月刊フリーペーパー「いつものこと」(20万部発行)とFMKITAQが協力して北九州にゆかりのある若手アーティストを応援するコーナーです。 FMKITAQでは、毎日11:55〜、18:55~(日曜日のみ12:55〜、18:55~)楽曲をONAIR。

※月刊フリーペーパーいつものことは、2014年3月号をもって終了しました。
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